ワーママと育休について考える
今日のYahoo!ニュースで、「ワーママ」が取り上げられていました。
内容をサラッとご紹介すると、朝日新聞に投稿された読者の「声」について、ネットで物議を醸しているのだとか…。
投稿は、とある主婦の方のもので、
ご主人の同僚の女性が急に育休を延長したことで、ご主人が申請していた娘さんの小学校の入学式に出席するための有給休暇が却下されてしまった
産休や育休の肩代わりが同僚男性らの負担になっている現状に気づいてほしい
というもの。
それに対しネットでは、
・育休の人員を補充できずに有給が取得できない会社や社会がまずい
・育休は法律で定められた権利であるがゆえに育休取得者が責められるのはおかしい
・職場の人への感謝もなく育休や時短の権利だけを主張するモンスター社員も最近多い
など、様々な立場への援護または非難が上がっているようです。
読めば読むほど、どの立場も理解できて難しいな…と。
-権利だけを主張するワーママの話-
少数ではあるようですが、同じワーママとして周りへの感謝の気持ちもなく、権利だけを主張するモンスター社員が一定数いるということに残念な気持ちになりました(T_T)。
一昔前と違って、今は産休、育休の制度があります。
確かに権利はありますが、やはり「お互い様」ということを忘れないでおきたいですね。
これからは子育てだけではありません。
介護で休職する同僚も増えてきます。
今は育休で権利を主張している人も、今後は介護で休職する同僚のしわ寄せがくるはずです。
そんな時、
私の子育て期間に助けてもらったから今回は任せて!
という心意気があっても良いと思います。
-育休という制度だけ作った社会がまずいという話-
産休や育休制度がなかった私の母の世代を考えると、こういう制度の時代に生きられることが本当にありがたいです。
ただ、現状の日本型の会社では、やはりなかなか対応できない現状もあり、現在政府が進めているのが、かの「働き方改革」です。
同一労働同一賃金問題など色々なことが絡んでくるため、なかなか進んでいないのですが、少しでも前進していくと良いですね…。
-1日の有給くらい取得させられない会社がいかがなものかという話-
有給休暇は法律上与えなくてはいけないものですが、実は「事業の正常な運営を妨げる場合は、時期を変更」することが認められています。
恐らく今回は、この「事業の正常な運営を妨げる」状況とみなして、その日に有給を取得することが承認されなかったのだと思います(>_<)。
世間の声の中には、「いくらなんでもたかが1日くらい何とかなるだろう」というものもあるようですが、実際その会社の業務がどのようなものだったかわからないので、一概には言えませんよね…。
本当に、どうしてもその日に1人欠員が出るとまずい状況だったのかもしれません。
というように、どの立場の話もわかなくないなー、と考えるほど思ってしまい、結局自分はどの立場も援護できそうです(笑)
(あ、でも、周りへの感謝のないモンスター社員は援護できませんよ)
ここは余談ですが、入学式に父親が出席するのは今はスタンダードなんですね。
自分がこどもの頃、お父さんが入学式に来ている方はクラスに1、2人程度だったと思います。
こどもにとってはうれしいことだと思いますが、生徒一人に対し両親出席で会場のキャパは大丈夫なのかな…
なんて、余分なことを考えてしまいました(^_^;)