女性の労働力人口増加
本日の新聞で
「M字カーブ「谷」緩やかに 30~40代女性の離職歯止め」
の記事が掲載されていました。
M字カーブとは、
女性の人口に占める労働力人口(日本の15歳以上の人口のうち、働いている人と現在は働いていないが仕事を探している人(失業者)の合計)の割合(労働力率)を年齢別につないでカーブを描くと、結婚や出産が多い30~40歳代がくぼんでちょうどアルファベットのMのように見えることから「M字カーブ」と呼ばれています。
つまり女性の人口に対する、
働いている人+働く意欲のある人(求職者)
の割合を年齢別にグラフにしていくと、M字のようになるということです。
(従来の日本の30~40歳は、結婚や出産で離職者が多いことから労働力人口が減少することが問題になっていました)
ちなみに、30歳代の女性の労働参加が旺盛な米欧のカーブは日本のようなくぼみがない「台形」になるという特徴があります。
その底になる部分が、ちょっと上がった、というニュースです。
つまり、結婚や出産で仕事を離れる人が減少傾向にあるということです。
この時期の女性の就業率が少しアップしたのですね(^.^)。
都心は、待機児童の問題もまだまだありますが、少しずつ改善されているということかもしれません。
結婚後に正社員を退職しパートにした場合、生涯正社員の女性に比べ
生涯賃金は約1億円も差が出る
と言われています。
もっと、結婚や出産が理由で退職しなくても良い環境が整ってくることを期待したいですね!